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(よみ) おにぶち 登録番号 T5-023
橋梁名 鬼渕橋
鉄道名/線名 上松町林道 駅間 (上松−鬼渕)
河川名 木曽川
所在地 長野県上松町
開通年月日 1913(1976) 材料
鋼重
橋長x幅員 93.8m(幅員:車道3.3m+歩道) 線数 (原橋:単線)
形式 (1)単線上路ワーレントラス,(2)単線下路曲弦プラットトラス,(3)単線上路プレートガーダー 形式番号
橋床形式(形式名称) コンクリート床板
径間数x支間 (1)1×24.4m,(2)1×54.9m,(3)1×12.9m 設計活荷重 自動車林道一級,L-14
設計者/設計年 製作者/製作年 (2)横河橋梁製作所/1913,1975(林道橋に改装)
架設者/架設年 1913
下部工/橋台 切石積,鉄筋コンクリートで拡幅 下部工/橋脚 切石積,鉄筋コンクリートで補強
基礎工/橋台 直接コンクリート 基礎工/橋脚 直接コンクリート
起業者/管理者 帝室林野管理局,(改造:)長野営林局/上松町
下部工事
典拠文献 1)長野営林局:小川森林鉄道台帳,鬼渕橋改造図面 2)上松運輸営林署:小川森林鉄道,半世紀にわたる記録,1967
写真 1360  1361  1362  1363  1364  1365  1366  1367  1368  地図 633  一般図 486 
地図 飯田/上松/上松 東経
北緯
記事 大正2年竣工の小川森林鉄道のち王滝森林鉄道の木曽川橋梁を鉄道廃止(1975)後、林道用に改築したものである。歩道はその時増設した。その後上松町に移管され、1996年9月に平行する新しい鬼渕橋が開通して廃橋となった。保存運動があり、当面撤去はしない模様である。帝室林野管理局の三根奇能夫(みねきのぶ)技師の設計と伝えられるが確証はない。長径間のリベット結合鉄道トラスとしては国産最初期の貴重な存在である。材料も八幡製鉄所製品を使用している。
備考 作成 1995.10.18/小西純一